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Warranty Policy 品質保証について付着物による「もらい錆」ステンレスは耐食性に優れた金属で、日常生活の中でも様々な商品に使用されております。ステンレスは言葉の意味から[STAIN(しみ・よごれ)]、[LESS(より少ない・いっそう少ない)]すなわち、汚れにくい(錆びにくい)金属と言った意味になります。一般的には「ステンレスは錆びない」と言うイメージがありますが、残念ながらステンレスは金や白金と違って絶対に錆びない金属ではありません。塩害(潮風に含まれる塩分による被害)・酸性雨・排気ガス・新築完成後の洗浄剤・その他の要因によりまれにもらい錆が発生する場合がございます。特に、台風の後は内陸部でも塩害によるもらい錆が発生しやすくなります。ステンレスの美観を保ちつづけるには、定期的なお手入れを心がけてください。保証期間は、弊社から発送された日から起算して、構造安全上の瑕疵、外観上の瑕疵(著しい変色等)については、2年とします。ただし保証期間内(2年間)であっても次のような場合は有償修理となります。 1:本来の使用目的以外の用途で使用された場合や異なる使用方法に寄る不具合、損傷、損害。 2:取扱説明書やカタログ、表示ラベル等に記載された使用方法及び注意事項内容の不励行による不具合、損傷。 3:当社の手配によらない第三者の加工、組立、施工、管理、メンテナンスなどの不備による不具合 (例:中性洗剤以外を使用したクリーニングや工事中の養生不足による変色、取付寸法違いなどによる性能低下、腐蝕、傷など)。 4:建築躯体の変形など当該商品以外に起因する不具合、損傷。 5:商品または部品の経年変化(消耗・摩耗、ネジやボルトの緩み)や経年劣化(樹脂部品や塗装等の退色やひび割れなど)、またはこれらに伴う不具合、消耗品の損傷、故障や劣化。 6:商品本来の性能を超えた環境下に設置された場合の不具合(例:耐風圧・積雪に対する強度、凍結や低音・高温環境による不具合など)。 7:空気環境や雨水に含まれる成分に起因するもらい錆や腐蝕、塗料の剥離などの不具合 (海岸地帯での潮風や塩分を含んだ雨水、融雪剤、温泉地帯で発生する各種ガス、自動車や給湯器、工場、ごみ焼却場などから出る煤塵、煤煙、亜硫酸ガス、鉄道、 幹線道路沿いや工場周辺などの大気中に含まれる土砂、粉塵、金属粉等が付着して発生するもらい錆や腐蝕、塗料の剥離、樹脂部品等の変質やひび割れなど)。 8:鼠、昆虫などの小動物の害、蔦や蔓、根などの植物の害による不具合、損傷。 9:天災やその他の不可抗力(暴風、豪雨、洪水、津波、落雷、地震、地盤沈下、火災、噴火)に起因する不具合、損傷、盗難、損害。10:所有者様や第三者による不当な修理、加工、改造等に起因する不具合。11:犯罪などの不法行為に起因する不具合、損傷、盗難、損害。ステンレスの特性お手入れ上の注意点保証規定(総則)■金属サイン 1:屋外で使用する銅・真鍮製品の変色は、保証対象外となります。 2:鉄製品(ステンレスを含む)の錆発生については、保証対象外となります。■木製品 1:製品の反り、割れ、腐り等は、屋内外問わず、保証対象外となります。 2:軒下以外での使用による、塗膜の劣化、変色、木部の焼け、天然樹脂に因る変色は、保証の対象外となります。■LED照明 1:着脱システムを備えた使用であっても、一度取付けた製品を移設された場合は、保証期間内でもその対象外とさせていただきます。 2:配線ミスによる、ショート、LED球の球切れ、DC電源の破損等は保証対象外となります。 3:AC100V直結は絶対にしないでください。LEDが破損し、全損になります。 4:必ず、弊社が指定する方法に従い配線工事(アース接地を含む)を行ってください。 5:製品から出ている配線は、必要以上に強く引っ張ると断線の恐れがあります。 6:DC電源は、メンテナンス可能な場所に設置してください。また、二次側の配線(文字からDC電源までの配線)は電気工事士の資格が無くても工事を行えますが、 一次側の配線(AC100VからDC電源までの配線)は、資格所有者が作業を行ってください。 7:電源プラグにほこりが付着したままの状態で使用しないでください。発火の原因となりますので、定期的にご確認ください。 8:DC電源は放熱しにくい場所に設置してはいけません。温度異常、発火、故障の原因となることがあります。 9:直射日光のあたる場所、ヒーターなどの熱源の近くに設置・保管してはいけません。温度異常、発火、故障の原因となることがあります。10:分解・改造をしてはいけません。感電や発火の原因となることがあります。11:結線する場合は、極性を合わせてください(ボックス内での結線をお薦めいたします)。12:コードは必ず保護管(別売り)の中に通してご使用ください。13:12Vトランスは、なるべく雨のかからない場所、地面から最低50cm以上の軒下などの壁面、風通しの良い場所、直射日光を受けない場所に設置してください。各製品ごとの保証規定しみや錆が発生しやすくなる主な原因ステンレスのお手入れ方法 (必ずステンレスの研磨目に沿ってお拭きください)●道路工事や建設工事あるいは車両の走行の際に飛散する土砂、ほこり、鉄粉などが付着したとき。●自動車やバスなどの排気ガス中に含まれる亜硫酸ガスなどの有害成分にさらされき。●工場やごみ焼却場などから発生するばいじん(各種ダスト)や排気ガス中の有害成分にさらされたとき。●海岸地帯の潮風に含まれる塩分が付着したとき。●温泉地帯で発生する腐食性ガスにさらされたとき。●指紋のあとや手あかが付着したとき。●軽い汚れの場合は、ステンレス表面に付着したホコリ等を取り除き、水で塗らした柔らかい布で拭いてください。仕上げに乾いた柔らかな布で、から拭きしてください。●ひどい汚れの場合は、スポンジまたは布に水で薄めた中性洗剤をつけて拭きとってください。洗剤が残らないようにしっかりと水拭きし、仕上げに乾いた柔らかな布でから拭きしてください。●錆が発生した場合は錆落しクリーナーをご利用ください(弊社でもオプション販売しております)。塗装部分への塗布は出来るだけお避けいただきステンレス面に塗布し、説明書の指示に従い錆除去の処置を行ってください。●ステンレスの錆の原因や状態は、様々なケースによって発生し、それぞれの状況に応じた清掃が必要です。いきなり全面にわたる清掃に着手しないで、あらかじめ部分的に「ためし拭き」して錆の落ち具合を確認してください。ためし拭きの結果、満足な結果が得られたら、その方法で全面にわたる清掃を行ってください。●布やスポンジなどの清掃用具を用いる場合は、必ずステンレスの研磨目に沿って平行に動かし、出来るだけ均等に力を入れるようにしてください。円を描くようにしてしまうと汚れが落ちにくく色むらが出来たり、表面の光沢のラインをくずしたりします。●ステンレスの汚れを除去するために錆落しクリーナーを使用する場合は、汚れた部分だけでなくその周辺部分もお手入れをしてください。部分的な清掃だけに成りますと色むらが発生する可能性があります。ステンレスの特性とお手入れ方法180

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